
京都府・京都市での開業|障害福祉サービス専門の行政書士
京都市で児童発達支援・放課後等デイサービスを開業する
指定申請ガイド
京都府京都市は政令指定都市なので、市内で児童発達支援・放課後等デイサービスを開業するときの指定権者は京都府ではなく京都市です(11区ではなく本庁の局に一元。大人と児童で局が別)。窓口は子ども若者はぐくみ局 子ども家庭支援課 発達支援担当(075-222-3937)。大人は保健福祉局 障害保健福祉推進室、児童は子ども若者はぐくみ局 子ども家庭支援課と、局のレベルで窓口が別です。児童発達支援・放課後等デイは随時の申請ができず、区・支所単位の年1回の公募で選定された事業者だけが申請できます(令和8年は8月申込み・9月選定)。京都市の児童発達支援・放課後等デイサービスの総量規制は、あります(区・支所単位の年1回の公募制で随時の申請は不可)。このページでは、京都市でしか当てはまらない手続きの順番と注意点をまとめています。児童発達支援・放課後等デイサービスそのものの基準(人員・設備・報酬)は全国版の解説ページにまとめてあるので、ここでは繰り返しません。
最終更新 2026-10-23 監修:行政書士 竹村和久
まず確認|京都市の窓口と締切
結論窓口は子ども若者はぐくみ局 子ども家庭支援課 発達支援担当(075-222-3937)。締切は区・支所単位の年1回公募(随時不可)、指定は毎月1日。
指定権者
京都市(政令指定都市)
窓口
子ども若者はぐくみ局 子ども家庭支援課 発達支援担当(市役所北庁舎5階)
TEL 075-222-3937
大人の窓口
京都市 保健福祉局 障害保健福祉推進室 事業者指定担当(市役所分庁舎4階) TEL 075-222-4161
所在地
〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る 市役所分庁舎4階
申請締切
随時の申請はできず、区・支所単位の年1回の公募で選定された事業者だけが申請できます(例:令和8年の申込み締切は児童発達支援8月12日・放課後等デイ8月24日、選定は9月)
指定日
毎月1日(指定日の形式は確認中)
標準処理期間
受理から2か月(補正を除く)
京都市ならではの注意点
結論最初に押さえるのは「就労B型・放課後等デイ・児童発達支援は総量規制+公募制=随時申請不可」です。
同じ政令指定都市でも、手続きの中身は市ごとに違います。京都市で児童発達支援・放課後等デイサービスを開業するときに、最初に押さえておく点です。
1
就労B型・放課後等デイ・児童発達支援は総量規制+公募制=随時申請不可
2
生活介護・就労A型・GHは従来どおり随時申請できる
3
大人は保健福祉局、児童は子ども若者はぐくみ局=局ごとに窓口が別
4
事前相談は予約制・対面・決定権者の来庁必須。4月2日〜5月31日付の新規指定はなし
5
公募は講習会→事前相談→申込み→事前審査→選定部会プレゼンの多段階
いつまでに申請すれば、いつ開業できる?
結論年1回の公募(令和8年は8月申込み・9月選定)で選定されてから指定申請に進みます。随時の申請はできません。
締切と指定日は上の表のとおりです。ここでは、物件の目星がついてから指定までの逆算の順番だけを示します。
一
二
三
四
五
六
京都市で児童系の新規指定は受けられる?|総量規制
結論あります(区・支所単位の年1回の公募制で随時の申請は不可)。
供給過多の区は募集自体がなく、重症心身障害児対象や児童発達支援センターは公募の対象外です。公募要領の区・支所別「指定必要量/既存供給量」が実質の需給データです。
制度の有無にかかわらず、事前協議で「いま新規指定を受けられる状況か」を確かめてから物件を押さえます。
令和8年6月1日以降に新しく指定を受ける児童発達支援・放課後等デイサービスは、基本報酬が特例単価(通常より少し低い単価)になります。詳しくは児童発達支援・放課後等デイサービスのページをご覧ください。
京都市の児童系は年1回の公募|区・支所ごとの需給で決まる
結論募集のある区・支所を公募要領で確認してから物件を探し、講習会→事前相談→公募申込みの順で進めます。
放課後等デイ・児童発達支援は、区・支所単位で年1回の公募があり、供給過多の区は募集がありません。公募要領の区・支所別「指定必要量/既存供給量」を見て、募集のある区で物件を探すのが順番です(物件を先に契約してから募集がないと分かる、が一番の失敗です)。
手順は講習会(原則必須)→事前相談(電話予約・対面・決定権者同席)→公募申込み(令和8年は児童発達支援8月12日・放課後等デイ8月24日締切)→事前審査→選定部会のプレゼン→選定(9月)→指定申請。公募には資産状況(決算書・残高証明書など)・運営資金確保状況確認書・収支計画書の提出が明文で求められます。
京都市の児童系(児童発達支援・放課後等デイ)で特に確認すること
結論児童は大人と局ごと別で、子ども若者はぐくみ局 子ども家庭支援課 発達支援担当(075-222-3937)が窓口です。
事前相談は電話予約必須・対面必須で、予約なしの来庁は対応されません。放課後等デイ・児童発達支援とも年1回の公募制で、随時申請はできません。
児童発達支援と放課後等デイサービスの違い(対象年齢・時間帯・人員)は、全国版の児童発達支援・放課後等デイサービスのページにまとめています。
消防(京都市)|自治体で変わる部分
結論使用開始届は京都市火災予防条例第55条で7日前までに所轄消防署長へ(第5号様式)。消防の用途確認は消防指導センター宛の「社会福祉施設相談結果票」で制度化。児童はバリアフリー条例と消防の二本立て。京町家・景観規制との両立が論点。
児童発達支援・放課後等デイは原則(6)項ハで、延べ面積300㎡以上で自動火災報知設備が必要になります。送迎の車寄せと避難の動線も図面の段階で確認します。
京都市の防火対象物使用開始届出は、京都市火災予防条例第55条(対象範囲は予防規則第10条)により使用開始の7日前までに所轄の消防署長へ、第5号様式「防火対象物使用(変更)届出書」で出します。添付は付近見取図・配置図・各階平面図・立面図で、平面図には令8区画・内装・消火器や自動火災報知設備の受信機・避難器具・誘導灯などの位置を記載します。電子申請の可否は明示がなく、持参か郵送が前提と読めます(確認中)。
社会福祉施設の消防相談と用途確認は、消防局 予防部 指導課 消防指導センター宛の「社会福祉施設相談結果票」で制度化されていて、指定前に提出します。用途区分((6)項ロ/ハ)の市独自の数値目安は公表が確認できず、この相談で個別に確認します。児童(児童発達支援・放課後等デイ)は事前相談(予約制)のときに検査済証・確認済証・建築計画概要書・平面図などを出し、京都市建築物等のバリアフリーの促進に関する条例(建築審査課)と消防法(消防指導センター)の両方への適合が必要です。
京都固有の論点として、京町家は建築基準法の適用除外条例・京町家保全条例・景観規制の対象です。歴史的建造物や景観エリアで開設する場合は、消防用設備と避難経路の確保を、町家や景観の保全と両立させる設計が要ります。文化財には公開届(条例第59条の2・公開の5〜7日前)など別の規制もあります。区分の考え方は障害福祉サービスと消防法に。
消防の最終判断は所轄の消防署が行います。物件確定後は必ず所轄消防署で最新の運用をご確認ください。
地域特性(京都市のまち)|立地と需要の読み方
結論11区・人口約143万人(減少局面)で景観規制が強い。市内38大学で学生数が人口の約1割の「大学のまち」。観光期の混雑が通所・送迎の実務課題。高齢化率は東山33%・下京23%と区の差が大きい。
京都市は北・上京・左京・中京・東山・山科・下京・南・右京・西京・伏見の11区、人口1,431,713人(令和7年国勢調査速報・令和2年比32,010人減・2.2%減の人口減少局面)。区別では伏見区270,182人・右京区196,376人が多く、碁盤の目の中心市街地(中京・下京・上京)と周縁の山地という構造で、景観規制が強い市です。
産業は「大学のまち・学生のまち」(市内38大学・学生数が人口の約1割で大都市として最高水準)、観光、伝統産業(西陣織・清水焼)、先端技術企業。交通は市営地下鉄2路線(烏丸線・東西線)にJR・阪急・京阪・近鉄・嵐電・叡電と市バス。観光期の混雑が通所・送迎の実務課題になります。
需給は、高齢化率28.2%(令和2年国勢調査・調査開始以来最大)で、区別は東山33.2%・山科31.7%が高く、下京22.7%が最低。就労B型と児童系は公募制なので、区・支所別の「指定必要量/既存供給量」が実質の需給データです。
資金と必要書類|京都市の運用
結論大人(障害福祉サービス)は残高証明書の要否・目安の明記がなく、確認中です。
児童の公募では、資産状況(決算書・残高証明書など)・運営資金確保状況確認書・収支計画書の提出が明文で必要です(目安額は確認中)。
大人の様式(指定申請書・事前相談票など)は障害保健福祉推進室のページから。児童は公募要領(子ども若者はぐくみ局)の様式。指定後の運営指導は監査指導課(075-222-3553)。
京都市の供給と需要
結論人口1,431,713人、手帳の所持者約108,397人。
物件や定員を決める前に、京都市の母数と供給を見ておきます。
総人口
1,431,713人(令和7年国勢調査速報・令和7年10月1日)
障害者手帳の所持者
約108,397人(身体69,113/療育17,482/精神21,802・令和5年3月末)
市内の事業所数
公式の種別別集計は未特定で確認中(WAM NETで集計予定)。放課後等デイ・児童発達支援は公募要領の区・支所別「指定必要量/既存供給量」が実質の需給データ
児童発達支援・放課後等デイサービスの基準そのものは全国版で
結論人員・設備・報酬の一般論は全国版ページに集約し、ここでは市の手続きだけを扱います。
人員・設備・運営の基準、報酬の決まり方、物件で見るところは、全国共通の内容として児童発達支援の指定申請サポート、放課後等デイサービスの指定申請サポートにまとめています。このページは京都市でしか当てはまらない手続きに絞っています。
当事務所の対応
結論事前協議の申込みから開業後の運営まで、京都市の手順に合わせて一貫対応します。
福祉専門の行政書士として、全国の事業者さんの障害福祉サービスの指定申請を支援してきました。京都市では、事前協議の申込みと同席、図面段階の物件確認、様式一式の作成と提出、開業後の運営サポートまで一貫して対応します。相模原の事務所からオンラインを併用し、現地が必要な協議には同席します。
開業資金や残高証明書の扱いは、京都市の運用に合わせてご相談のときに具体的にお伝えします。
参考記事と関連ページ
結論運営に役立つ記事と、地域別早見表・種別比較・消防の全国版ページへのリンクです。
近隣の市の開業ガイドは順次公開しています。全国の対応地域は地域別早見表で比較できます。
児発・放デイの運営や加算の考え方は、ブログの解説記事にまとめています。
放課後等デイサービスの始め方 児童発達支援の始め方 送迎加算の要件 指定申請の流れと必要書類 常勤換算の計算方法
全地域の比較は地域別早見表、種別の比較は種別の比較一覧へ。物件の消防・建築の基準は障害福祉サービスと消防法に、指定・事前協議・総量規制・サビ管・加算などの言葉の意味は障害福祉サービスの用語集に、費用・期間・物件の疑問は開業・指定申請のよくある質問にまとめています。
京都市の児童系開業でよくあるご質問
京都市で児童発達支援・放課後等デイサービスの申請窓口はどこですか?
子ども若者はぐくみ局 子ども家庭支援課 発達支援担当(市役所北庁舎5階)(TEL 075-222-3937)です。大人は保健福祉局 障害保健福祉推進室、児童は子ども若者はぐくみ局 子ども家庭支援課と、局のレベルで窓口が別です。
いつまでに申請すれば、いつ開業できますか?
締切は区・支所単位の年1回公募(随時不可)、指定は毎月1日(確認中)です。
事前協議は行政書士だけで行けますか?
決定権限のある人(代表者・管理者予定者)の来庁が必須と明記されており、行政書士だけでは行けません。公募型では選定部会のプレゼンに代表者・児童発達支援管理責任者が登壇します。当事務所は事前相談票・公募書類・プレゼン資料の作成と同席で補助します。
京都市で児童系に総量規制はありますか?
あります(区・支所単位の年1回の公募制で随時の申請は不可)。
残高証明書は必要ですか?
大人(障害福祉サービス)は残高証明書の要否・目安の明記がなく、確認中です。児童の公募では、資産状況(決算書・残高証明書など)・運営資金確保状況確認書・収支計画書の提出が明文で必要です(目安額は確認中)。
京都市に児童系の事業所はどれくらいありますか?
公式の種別別集計は未特定で確認中(WAM NETで集計予定)。放課後等デイ・児童発達支援は公募要領の区・支所別「指定必要量/既存供給量」が実質の需給データ。
この内容は、私自身の実務経験と京都市の公式資料(指定申請の案内・障害福祉計画・様式)をもとにしています。制度改正や個別の事情で変わるため、物件確定後は必ず京都市の担当課で最新の運用をご確認ください。
監修:行政書士 竹村和久(行政書士登録 第25092876号) 障害福祉サービスの指定申請を専門とする行政書士が内容を確認しています。
サービス別ページ MENU
お問い合わせ CONTACT
